節子、それテレビやない。フォトフレームや。
といっても、MTタグを見るとムラムラしてしまう人のことじゃござんせんよ。
こないだ読んだ「明朝活字」の続編といっていい本。
常々「本物の『活字中毒』は文章じゃなくても電話帳で満足できる人間」といっていて俺もそうなんですが、この本を書いている方々はそんな俺のような人間でさえ「おまえら仮性」と言いきっちゃう真性のアレです。明朝のウロコの形だけで4096時間は話し続けられるんちゃうか、と思うほど。
それだけに400ページ弱ってのは少なすぎ。リミッター外して書けるだけ書いてほしい。
つーか、この本を研究資料としてではなく「楽しい読み物」として読める人は何人ぐらいいるんでしょうか。
あと、Movable Typeが活字っていう意味なのを36歳にして初めて知った高卒の俺。
まぁ、上空500kmあたりをウロウロしているぶんには、金星人的には気にならない存在なんですけれども。
スペースシャトル計画がいかにポンコツで、どんだけ世界の皆さんが被害をこうむったかという本。
カッコいいものってのは基本的にそれだけで許されちゃうんで、冷静にスペースシャトル計画を考えれば「なんで3分割システムやねん」「なんで羽根いるねん」というツッコミどころ満載なネタであったと。
でも、こんだけの問題プロジェクトを国家レベルの力技で押し切れることってもうないんだろうな。
あ、地上デジタうわなにをするやめ
4歳「なんでお誕生日のケーキにはロウソクあるの?」
36歳「…(沈黙5秒)…ロウソク立ってなかったらクリスマスケーキと間違えちゃからだ!」
4歳「そうか! …でもクリスマスケーキにはサンタのおいしくないの(マジバンのアレ)が乗ってるよ?」
36歳「うるせぇ! もうケーキ喰わせない!」
4歳「ごめんなさい!ごめんなさい!」
いつもは「なんでだと思う?」と聞き返す作戦なんですが、ぼんやりしててつい答えてしまい墓穴を掘ったので、理不尽な脅迫でことなきを得ました。
ちなみに「月の女神アルテミスに捧げるケーキに、月の光を模したロウソクをともして女神の誕生日を祝ったから」という説があるらしいんです。ウラは取ってないけどな。
モンティパイソンつーと、俺の嫌いなグループ第2位なんですけれども。(1位はビートルズ)
じゃあ、なんで読んだのと問われれば「図書館で目に付いた棚にある本の中で一番厚かった」から。
結果から言うと面白い本だった。少なくても21世紀になってから見る「死んだオウム」よりずっと面白い。
例の6人が生まれた時から今までについて、その時その時自分が何を思ってて何をやったかという、ことが淡々と書かれているだけ。もちろん勝手に死にくさってやがる野郎の分は兄貴と兄貴の嫁と彼氏と昔のインタビューで構成してあって、恐山に行ったりしてはいない。
構成もいい感じで、長さも順番もバラバラ、ただ時系列に沿って並べてあるだけなので、どんどん駄目になっていく様子が臨場感満載で味わえる。
で、読んで気づいたつーか、俺はモンティ・パイソンではなくて「モンティ・パイソンを語る人」がちょう嫌いなんだと。本の最後に日本人が3人ぐらい「解説」ってのを書いてるんですが、一人目の10行目ぐらいでゲボ吐きそうになったから。数百ページにわたるインタビューの後に、そんなもん書ける神経の鈍さはうらやましくもありますが。
なおビートルズは語る人だけじゃなくて本体も嫌い。なんで?という質問は却下させていただきます。
世間ではVaio type Pが大人気らしいですが、俺が今欲しいデジタルガジェットは富士フィルムのこれ!
たぶん1回で飽きるけどな。
今朝、バスを待つ間に
「あなたのカードの暗証番号はなんですか?」
ってのをQotDに提案してみようと思いついたが、やめといた。
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