モンティパイソンつーと、俺の嫌いなグループ第2位なんですけれども。(1位はビートルズ)
じゃあ、なんで読んだのと問われれば「図書館で目に付いた棚にある本の中で一番厚かった」から。
結果から言うと面白い本だった。少なくても21世紀になってから見る「死んだオウム」よりずっと面白い。
例の6人が生まれた時から今までについて、その時その時自分が何を思ってて何をやったかという、ことが淡々と書かれているだけ。もちろん勝手に死にくさってやがる野郎の分は兄貴と兄貴の嫁と彼氏と昔のインタビューで構成してあって、恐山に行ったりしてはいない。
構成もいい感じで、長さも順番もバラバラ、ただ時系列に沿って並べてあるだけなので、どんどん駄目になっていく様子が臨場感満載で味わえる。
で、読んで気づいたつーか、俺はモンティ・パイソンではなくて「モンティ・パイソンを語る人」がちょう嫌いなんだと。本の最後に日本人が3人ぐらい「解説」ってのを書いてるんですが、一人目の10行目ぐらいでゲボ吐きそうになったから。数百ページにわたるインタビューの後に、そんなもん書ける神経の鈍さはうらやましくもありますが。
なおビートルズは語る人だけじゃなくて本体も嫌い。なんで?という質問は却下させていただきます。
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