「厚いから」という理由で読んでた本なので、DNAに関する知識はまるでない俺ですけれども。
たとえば、遺伝子組み換え作物ってありますけど、正直「遺伝子組み換え作物」ってどこが危険なのか、組み替えてるのはどの遺伝子なのか、そもそも危険なのか、って俺はよくわかってない。ただ、「遺伝子組み換え大豆を使用してません」ってパッケージに書いてあるんで、いっぺん遺伝子組み換え大豆ってのを食ってみたいなぁ、と思うぐらい。で、ワトソンは「遺伝子組み換えで特定の農薬に強いのを作ったら、使う農薬の種類と量が減らせるじゃん。ちゃんとマクロで見ろよ」みたいな感じで遺伝子組み換えを擁護しまくりな感じなんですよ。
「ジェームス ワトソン 問題発言」でググれば、なかなか愉快な人物ということがわかると思いますが、モヒカン族なんだろうな、と。
遺伝とかは政治的・宗教的にセンシティブなもんなのでメディアは否定的な傾向を当然とる。ただ、データからはこういう結果が出ているんだから、それは認めるべき、つーかしょうがないじゃんあんたのDNAこうなんだから。という考え方をする人なんだろうなと。
それはそれで面倒くさい人だなとは思うんですが、ある程度は発言のつまみ食いとかで、メディアによって悪者にされてる部分はあるんでしょうね。
さて、この本を読んで遺伝子組み替え大豆とそうでないの、どっちを選ぶかですけれども、俺は値段が安いほうを選びます。俺のDNAには「1えんでもやすいほうを選択する」ていうのが入ってるので。
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