たとえば滋賀県の人間は琵琶湖の上に船を浮かべて暮らしている、といったステレオタイプなものの見方というのはありますけれども。
イタリア人に関しては「カッコ良ければOK」「あらゆることに適当」「結果オーライ」というイメージを抱きがちな俺ですけれども、グッチ一族ってゆーイタリア人の皆さんはまさにそれを体現しまくってる方々。それがたっぷりこの本に出てきます。あと、それに振り回されるアメリカ人。
脱税でパクられそうになったからバイクで国境を越えてスイスへ逃亡て。子供か。
内容ですが、
・頑固なイタリア家族経営クラフトマンシップについて。
・リアルドロドロ愛と金のもつれ劇、暗殺もあるよ。
・企業買収で札ビラ飛び交う非情なビジネスの世界。
これ1冊でNHK-E、東海テレビ、テレ東の人が番組を作れるんじゃないか、っていうぐらいバラエティに富んだ内容が1冊で読めて非常にお得です。
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